平成15年1月から診療に取り入れております。 電子カルテの利点としましては、今までの診療情報がコンピュータ上に蓄積されており、患者さんの名前・診察券番号からカルテ棚の膨大なカルテから見つけだして診察受付をすませる手間がありませんので、待ち時間の短縮が計られます。処方に関しては、特に小児科では年齢、体重に応じて薬用量が異なります。私の今までの診療経験と最新の情報をもとにきめ細かく設定したメニューを用いて処方するので、手書きに比較して間違いが生じにくく、常に最も最適な治療を選択することができるという利点があります。多くの医院・病院では、医事会計ソフトは専用のコンピュータで使用され、通常は医師が手書きで記入した内容をもとに医事専門の事務職員が窓口で行うため、処方内容、検査内容を入力する二度手間があり、このため間違いが生じる可能性があります。当院のシステムは診察に当たる医師自らが入力するため、誤りは極力少なくなります。